こんにちは!
朝、夜は涼しくなってきましたが日中はまだまだ猛暑が続いていますので、熱中症に気を付けて作業していきましょう。
さて今月も瀬戸工場では安全ミーティングを実施しました。
今回のテーマは「ヒヤリハット」についてです。
「ヒヤリハット」とは、重大な災害や事故には至らなかったものの一歩間違えれば大事故につながりかねない危険な出来事を指します。
具体的には、作業中に「ヒヤッとした」「ハッとした」と感じるようなヒヤリとしたことや、ちょっとしたミスなどを指します。
重大な事故を未然に防ぐには、「ヒヤリハット」と呼ばれる軽微な危険予知を軽視せず、
対策を講じなければなりません。これは「ハインリッヒの法則」に基づいています。
「ハインリッヒの法則」とは1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故、
そしてその背景には300件の「ヒヤリハット」が存在するとされるというものです。つまり、重大な事故は突発的に起こるわけではなく、軽微な事故や「ヒヤリハット」の積み重ねによって発生する確率が高くなります。軽微なものであっても放置すれば重大な結果を招きかねません。
例えば重機の運転中、運転手は前方に集中しているので後方や横を通られるとヒヤリとした事や積み込み時の重機の運転中にダンプが意図したタイミングでバックして来てヒヤリとした事を皆で話し合いました。どちらも事故ではなくヒヤリでよかったのですが、事故が起こる危険性がある為必ず合図することを周知しました。このように「ヒヤリハット」がなぜ起きているのか分析して対策をとることが重要だと思います。
今後も「ヒヤリハット」を定期的に報告し、事故が起きないよう注意しあいながら作業を行っていきます。
それではご安全に