自社施設による適正な処理で汚染土壌を無害な資源へ

ロータリーキルン

土壌汚染対策法によって義務付けられた、土壌の調査から運搬、異物の分別・除去、浄化処理までを、自社施設を利用しています。浄化処理には熱処理と洗浄処理がありますが、この両方の施設を保有する企業は、全国でも希少です。浄化処理後の土壌は、自社分析室で確認分析を行い、無害化を確認。グループ内外のネットワークによって再利用します。

汚染土壌浄化の流れ

処理の流れ

分別等処理施設

瀬戸工場

搬入口
搬入口
計量所
計量所
ストックヤード
ストックヤード
前処理

現場から搬入後、土壌の含水調整や異物除去など、二次処理施設への受入条件に適合させるための前処理を行います。

振動ふるい器

振動ふるい機により、土壌の改質と土壌に混入している異物の分別除去を行い、浄化処理施設などの受入条件に適合させます。

分別処理された汚染土壌を、浄化等処理施設などの二次処理施設へ移送するまでの間、ストックヤードで一時的に保管します。

浄化等処理施設 熱処理

瀬戸工場

熱処理システム
熱処理システム

汚染土壌を乾燥させた後、熱分解及び加熱・揮発方式により、汚染土壌に含まれる有害物質を分解または気化・回収して除去します。

ロータリーキルン
ロータリーキルン

熱処理システムの中核となる設備。回転式の焼成炉により、汚染土壌を1000℃以上の高温に加熱して、有害物質を除去します。

浄化等処理施設 洗浄処理

大府工場

ダイバゲータ
ダイバゲータ

搬入された汚染土壌を振動ふるい機(ダイバゲーター)にかけ、異物の除去を行います。

ドラムウヲッシャー
ドラムウヲッシャー

汚染土壌をドラムウォッシャーで強力にもみ洗いし、付着した粘土分を除去します。

ハイパーシェイク分級機
ハイパーシェイク分級機

振動スクリーンでの礫の除去後、ハイパーシェイク分級機により処理土と泥水に分けます。

スラリー槽
スラリー槽

分級機から排出された泥水に高分子凝集剤等を添加し、上澄み水とスラリーに分離します。

脱水ケーキ
脱水ケーキ

スラリーを加圧ろ過した脱水ケーキは、おもにセメント原料として再利用されます。

一時保管所
一時保管所

洗浄された処理土は、一時的に保管し、自社で確認分析を行います。

浄化土再利用

浄化後の処理土は、環境分析により基準値に適合していることを確認した後、浄化土として土木資材などに再利用します。

その他

各地の浄化等処理施設や埋立処理施設、セメント製造施設など、提携先ネットワークを活用した適切な処理を行います。

©2024 Copyright© ToritsuTechnocracy Co.,Ltd.

ユーザー情報を使用してログイン

情報を忘れましたか?