こんにちは。瀬戸工場の日比野と申します。
4月後半になり暑い日が増えましたね。これからは小まめな水分補給で熱中症を防がなければならない季節ですが、熱中症以前に人間の90%は脱水症状の状態で活動していると言われています。
最も簡単な判断方法として、尿が少しでも黄色くなっていれば脱水症状です。脱水症状の回避は熱中症対策だけに留まらずダイエットや健康な身体づくりにも効果的で、見分け方も簡単ですからぜひ一度気にしてみてくださいね。
さて、先日瀬戸工場にて4月の安全ミーティングが行われました。
今回のテーマは重機の操作時における不注意の予防です。
やはりなんと言っても作業時における死角への侵入も危険ですが、視界に入っている筈のエリアであっても能動的な注意が成されていなければ事故は起きてしまいます。
ベテランの方に有りがちですが、手慣れた毎日の日常作業だからと油断せずオペレーションにあたり、長年の感覚頼りの仕事をせずしっかりとひとつひとつの工程で目視確認を行わなければなりません。
瀬戸工場では単管組みによる仮説屋根があり、すぐ近くでユンボが作業します。
その作業時に注意を怠り、感覚頼りの操作をしてしまった場合いかがでしょうか。
操作を誤り、アームやバケットが単管に接触し単管や屋根が落下してしまうなどの可能性があります。
今回は過去にニュースで報道されていた実際の事故に当て嵌めて、鉄骨の落下先に人がいた場合の危険性や修理費用の話を交えることで当事者意識と危機感の向上へ繋げました。勿論、重機の旋回範囲に近付かないことも大事ですね。
さて皆さん、1月の瀬戸工場ブログで記事お話させていただいた…ヒューマンエラーを大きく分けた2種類について覚えていますでしょうか。
意図的にルールや手順を無視して発生する【あえて型】と無意識の行動によって生じる【うっかり型】でしたね。そして今回の注意喚起は【うっかり型】となります。
これらのことを常に意識して能動的な作業に努めるのが第一ですが、もし作業中に事故が発生してしまった場合には職長や副職長等自分の上司へ報告の後、2次災害を防ぐために安全が確保されていないままの事故発生箇所には近付かないようにするなど、その後の対応についても改めて周知しました。
それではみなさんも怪我の無いよう、本日もご安全に!