こんにちは!
朝夕はひときわ冷え込むようになりました。お体にお気を付けてお過ごしください。
さて、瀬戸工場では10月の安全ミーティングが実施されました。
今回のテーマは【給油、アドブルーの補充】についてです。
【アドブルーとは?】
アドブルーとは、ディーゼルエンジン車の排気ガスをクリーンにするために使用される尿素水溶液のことです。
※正式には「高品位尿素」と呼ばれています。
簡単に言えば、ディーゼルエンジン車が環境にやさしく走るための必需品になります。
ただの透明の液体のように見えますが、排気ガス中の有害物質を無害な窒素と水に変える役割があります。
また、ディーゼルエンジン車はガソリン車と比べると燃費が良いとされています。
【軽油・アドブルーをこぼさないことの大切さと経費削減へのつながり】
1.作業の基本を守ることの大切さ
軽油やアドブルーをこぼすということは、ただ「もったいない」だけではありません。
安全面・環境面・経済面のすべてに悪影響を及ぼします。
安全面:軽油は引火の危険があり、周囲が汚れると転倒のリスクになります。
環境面:土壌や水質を汚染し、環境に悪影響を与えます。
信頼面:丁寧に作業できるかどうかは、会社・作業員としての信頼につながります。
小さなことに見えても、「基本を守る」ことが大切です。
2.経費削減への意識
こぼした分の軽油やアドブルーは、当然ながら使うことができません。
つまり、こぼした分がそのまま損失になってしまいます。
例えば・・・
・軽油を1回100mLこぼす×1日5回の作業→500mL(約0.5L)
・月20日の作業の場合→10Lの損失
・軽油150円/Lとすると→年間では数万円単位の損失
また、清掃用資材や人件費もかかるため、実際の負担はさらに大きくなります。
「少しぐらいなら…」という気持ちが、年単位で見ると大きな損失になるのです。
【軽油やアドブルーをこぼさないことの重要性】
・安全の確保
・環境の保全
・会社の経費削減
・作業者としての信頼向上
上記のすべてにつながります。
軽油やアドブルーをこぼさないことで、これだけの成果につながります。
一人ひとりが「もったいない」という意識が、職場全体のコスト削減と信頼向上につながります。
それではご安全に!!








東立テクノクラシーは環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得しています。適切な管理や処理を行わなければ環境を破壊する産業廃棄物や汚染土壌。当社はこれらも限りある資源であると認識し、事業に取り組みます。
