瀬戸工場 2025年1月 安全ミーティング

みなさん、こんにちは。新しい年が始まり、寒さが一層厳しくなってきましたね。この時期は風邪が流行していますので、体調管理には十分気を付けましょう。手洗いやうがい、適度な休息を心掛けて、健康第一で毎日を過ごしてください。

さて、今月の瀬戸工場の安全ミーティングでは「ヒューマンエラー」について話し合いました。ヒューマンエラーとは、人間が確認不足や思い違いなどによって引き起こすミスを指します。誰もが経験するものですが、大きな事故や損失につながる危険性もあるため、意識的に防止することが必要です。

厚生労働省の調査によれば、労働災害の約8割は「ヒューマンエラー」が原因だとされています。つまり、私たち一人ひとりの行動や注意力が、安全な職場づくりの大きなカギを握っているのです。

ヒューマンエラーには、大きく分けて2種類のタイプがあります。一つ目は「あえて型」と呼ばれるもので、意図的な行動が原因で起こるミスです。例えば、「少し手を抜こう」「これくらい大丈夫だろう」と思ってしまった結果、ミスが発生してしまうケースです。誰もが「つい楽をしたい」と思うことがあるかもしれませんが、このような行動が予期せぬ事故を引き起こします。

二つ目は「ついつい・うっかり型」です。こちらは意識していなくても、無意識のうちに起きてしまうミスです。例えば作業の手順を忘れてしまったり、見間違いや聞き間違いによるミス、油断や思い込みが原因で誤った判断をしてしまうケースが含まれます。どれも「自分では大丈夫だと思っていたけど、気づいたらミスをしていた」といった状況が多いです。

ヒューマンエラーを減らすためには、過去に発生したミスや事故を振り返ることが重要です。例えば、これまでの事故報告書を見直したり、「ヒヤリハット」の経験をすることが挙げられます。実際に大きな事故や損失につながらなかったものでも、「あの時、危なかったな」と感じたことを共有することで、同じようなミスを未然に防ぐことができます。

一人ひとりが安全意識を高め、日々の作業を丁寧に行うことで、大きな事故を防ぐことができます。これからも「安全第一」を忘れずに、互いに声を掛け合いながら無事故で進んでいきましょう。

それでは、どうぞご安全に!

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