お疲れ様です。瀬戸工場の…
はい問題です。瀬戸工場のブログ担当者は誰でしょうか。
しっかりと東立ブログを読んでくださっている方はお分かりですね。日比野です。
6月になり暑さが増してきましたね。東立テクノクラシーでは今月健康診断があり、社内ではバリウムが如何に苦しいのかという話題がしばらく続いていましたよ。
私は未だバリウム検査を受ける年齢ではありませんが、検査当日の絶食やジュース禁止が既に辛いです。ここに更にバリウムが加わると思うと…。
しかし日常的に体に悪いものばかり摂っていては健康診断の結果に響き過酷な追加検査が増えるのも事実ですから、眼の前の熱中症対策で満足するのではなく日常的に健康な身体づくりを意識しなければいけませんね。
さて、今月も瀬戸工場では安全ミーティングがありました。
今回は注意力散漫等により発生の可能性が考えられる事故や熱中症を題材として話し合いました。
現場での作業において最も多いと言ってもいい事故の原因、“誤操作”です。重機やトラック、乗用車等、運転中に疲れや暑さによる意識の薄れからブレーキやクラッチから足が浮いてしまったことがある方は少なくないのではないでしょうか。
今回はそのような事故を想定して、事前にできる意識の持ち方について確認しました。
車両が意図しない動きをしてしまった際その先に別の車両や物があったとなっては事故を避けるのは困難ですから、やはり周囲確認を決して怠らず余裕を持った距離で止まる意識且つ日常的な作業で同じ車両を同じ場所に停める機会が多い場合は停止位置の目安をしっかりと決めておくことが大事ですね。
特にこの時期は雨が多く、どうしても視界は悪くなりやすく集中力も下がりやすいですから、能動的な作業を心掛けなくてはなりません。
29件の小さな事故が起きると1件の大きな事故に繋がると言われています。少しぶつかるぐらいなら大丈夫という考え方ではなく、積もる塵を作らない意識を持ちましょう。
そして次に、作業中誰かに熱中症の恐れがある症状が見られた際の処置フローについての確認です。
患者の意識がある場合は一旦涼しい場所へ避難させて身体をしっかり冷やして水分を摂り、突然体調が悪化する可能性もありますから1人にはさせないようにした上で社内の緊急連絡先に連絡します。
意識が無いようであればすぐに救急車を呼ばなければなりません。
熱中症発症時の対策も大事ですが、予防やセルフチェックによる自覚症状発症前の事前察知も重要です。3種類のチェック方法がありますから覚えておきましょう。
まず1つ目は手の甲の皮膚を摘んでみて元に戻るのに2秒以上かかれば脱水の疑い有りとなります。
2つ目は手の親指の爪を逆の指で摘んで離した時に白かった爪の色がピンクに戻るのに3秒以上かかれば脱水症を起こしている可能性があります。
ちなみに撮影に協力してくれたモデルは瀬戸の工場長です。手が綺麗ですね。
最後は最も簡単な方法。尿の色によるチェックです。下図のように黄色みがかかっていると水分補給が必要です。
厚生労働省の基準では2段目でも問題はないとしていますが、4月のブログでお話したようにダイエットや筋トレ基準で見れば常に透明が理想とされていますから、可能な限りは透明な状態を目指しましょう。
最後に、これも前回の内容と重複してしまいますが…ひとり作業は危険です。熱中症や事故現場の発見が遅れてしまえば事態は悪化する一方ですから、早期に発見できる状況を常に徹底する意識が大切です。可能な限り周りの人の安否を確認することでお互いを守りましょう。
それではみなさんも事故災害の無いよう、本日もご安全に!