東立Blog vol.81

東京支店の西平です。

だんだんと気温も下がり、秋を実感するこの頃ですが、皆さんはどんな秋をお過ごしでしょうか。

私にとって結婚して以降、秋は毎年「収穫の秋」なのです。
というのも埼玉県にある妻の祖母の家では小規模ながら稲作を行っており、毎年身内で食べる米を自給自足しています。

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5月に田植えを行い、9~10月辺りの週末で稲刈りを行います。
行程としてはまず土曜日に稲の刈り取りを行い、脱穀後乾燥機に入れて約半日寝かせます。
そして日曜日に乾燥の終わった米を30kg毎に袋詰めにし、業務用の冷蔵庫に運び保存していきます。

例年だと昼過ぎには両日ともに作業が終わり、親戚一同集まっての宴会になるのですが、今年は作業開始10分でいきなりトラブルが・・・。
「コンバインの故障!!」
とりあえず修理業者さんを呼び、見てもらうことに・・・。
作業を行う男衆が集まりコンバインが使えなくなった際に作業を続行するのか、それとも翌週以降に持ち越すのかの対応についての緊急会議です。
いくら小規模とはいえコンバインなしで刈り取りをするとなると1日、下手すると2日間かけて刈り取れるかどうかの広さです。
そうこうしていると修理業者さんから工場に持っていかないと修理できないと言われて、トラックに積み込まれてコンバインが運ばれていきます。
「ああ、終わった・・・」
そう思った時に修理業者さんからありがたい一言が。
「代車が余っているので、すぐに持ってきますね」
本当に救われました、誰より先に修理業者様に握手を求めてしまいましたよ。
というかコンバインにも代車とかあるんですね、勉強になりました。

とにかく約2時間遅れではありますが、無事稲刈りを行うことができました。
今年で稲刈りに参加して5年目になるのですが、初めてのトラブルでした。

結婚するまでは稲刈りを経験するとは想像もしていませんでしたが、僕自身もいい経験になると感じましたし、何よりいいと思ったのが、3歳になる長男への影響です。
大人が作業している間、子供たちは側溝でザリガニを捕まえたり、バッタなどの昆虫を追いかけたりしています。
今、住んでいる周辺ではなかなかそういう経験ができないので、子供の成長にとってとてもいいと思います。
また食事の際にイヤイヤとご飯を食べたくない素振りをしても、「みんなで作ったお米だよ」っていうとニコニコしながら食べてくれるという子育てにとってもいい影響が出ています。

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